TOEICとは?全4種類あるTOEICのレベルや合格ラインをご紹介

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TOEICは、グローバル化に伴い企業でも推奨されるようになってきています。それと同時に人材を選定する上でも重要な要素の一つとも言えるでしょう。

ただ、TOEICの点数によっては履歴書に書かない方がマイナス評価を受けない場合があります。TOEICを受ける以上、高い点数を叩き出して、希望する企業にアピールしましょう。

では、実際に就活生にとってTOEICの合格ラインはいくつかをご紹介しますので、参考にしてみてください。

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TOEICとは

英語の資格の中でも、英語検定やTOEFLがあります。その中でも世界共通テストとして実施されているのがTOEICです。

大学で必須試験として受けてきた方も多いのではないでしょうか。実はTOEICには4種類のテストが存在します。

Listening & Reading Tests

このテストは名前の通り、英語のリスニング力(聴く力)リーディング力(読み解く力)を見極めるテストになります。大学や企業で使用されることが多く、4つの中で一番受講者が多いため、多くの就活生はこのテストで企業をアピールすることになるでしょう。

年に10回ほど開催されているため、手軽に行えるテストとして人気です。

日常生活における短なシーンからビジネスまで幅広いスキルを得たい方におすすめで、会社員にもグローバル化に向けて推奨されています。

テスト方式 マークシート
テスト時間(リスニング/リーディング) リスニング45分/リーディング75分
スコア(最低点〜最高点) 最低点10〜最高点990
レベル 中級〜上級
受講料 ¥5,725

最低点が0点ではない理由がリスニングの最低点が5(最高495点)、とリーディングの最低点が5点(最高495点)と定められているからです。ですので、結論的に0点を取ることは不可能になります。また、TOEICは統計計算で算出されていることがわかっており、正答率の悪い問題はそこまで点数に影響がありません。

しかし、会社員や一般の方はもちろん、就活生にとっても企業へのアピール材料として使用することになりますので、高得点を目指して最後まで取り組むようにしましょう。

Speaking&Writing tests

こちらのテストはスピーキング力(話す力)ライティング力(書く力)が問われるテストです。国際的なビジネスコミュニケーションとして上記のテストよりも比較的レベルの高いテストになります。

留学に行った経験あるいは外国人との交流が盛んな方には有利なテストかもしれませんが、もちろん独学でも勉強することができますので、挑戦したい方はぜひ受けてみてください。

テスト方式 パソコン(ヘッドフォン使用)
テスト時間(リスニング/リーディング) スピーキング20分/ライティング60分
スコア(最低点〜最高点) 最低点0〜最高点400
レベル 中級〜上級
受講料 ¥10,450

「Speaking&Writing tests」は、ボーダーラインが280点と言われており、就活生の中で受けている人はほとんどいないため、ライバルに差をつけるいい機会となるでしょう。

また、商社外資系などの企業を考えている方は、ビジネスで英語を使用する機会も多くなる可能性がありますので、自分の実力がどのようなものか試しに受けるのもおすすめです。

Bridge Listening & Reading Tests

1つ目に紹介した「Listening & Reading Tests」と測定する英語スキルは同じなのですが、難易度が異なります。

上記の2つに比べて知名度が低いのですが、大学や会社、就活で使用する「Listening & Reading Tests」は難易度が高めに設定されているため、改めて基礎から英語スキルを学びたいという方にはこちらのテストを受けてみるといいでしょう。

テスト方式 マークシート
テスト時間(リスニング/リーディング) リスニング45分/リーディング75分
スコア(最低点〜最高点) 最低点30〜最高点100
レベル 初級〜中級
受講料 ¥4,950

こちらもマークシート形式となっており、リスニング50問(50点)、リスニング50問(50点)の合計100問で100点のテストです。

4,950円で受けられることができ、90点で「Listening & Reading Tests」の500点相当のレベルとなります。英語が不得意な方の第1関門としてまずは90点を目指しましょう。

Bridge Speaking&Writing tests

こちらも同様に「Speaking&Writing tests」よりも難易度が低いテストになります。日本人は世界に比べて英語能力が低いと言われており、その中でもスピーキングは学ぶ機会が少ないためにグローバル化しているにも関わらず、苦手意識を持っている方が非常に多いように感じます。

一度このテストを受けていて自分が今どの位置にいるかを確認し、そこから難易度にあった勉強をしてみるといいかもしれません。

テスト方式 パソコン(ヘッドフォン使用)
テスト時間(リスニング/リーディング) スピーキング15分/ライティング37分
スコア(最低点〜最高点) 最低点30〜最高点100
レベル 初級〜中級
受講料 ¥9,350

こちらも同様にパソコンとヘッドセットを使用し、、問題数は前者11問、後者8問の全19問で30〜100点のスコア範囲です。

今後、スピーキング力は重要になってくる中で、リスニングスキルやリーディングスキルを身につけてからこちらのテストを受けることをおすすめします。

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就活生にとってTOEICの合格スコアはどのくらいか

何度か述べておりますが、年々グローバル化が進んでおり、英語に対する意識が高まっています。そのため、平均点も高くなってきているのも事実。実際に平均点が600点を上回ってきています。

もちろん、就活生を含む大学生以外にも一般の方やサラリーマンも受けているため、思っているよりも高いイメージではありますが、就活生にとっての合格ラインはズバリ600〜650点でしょう。

この点数は、主に平均点くらいにはなるので、アピールにはなりません。最低限ならできますよという証明程度の扱いでしょう。履歴書に記載する場合、このくらいの点数はとっておきたいです。ただ、企業によって基準にしているTOEICのスコアは異なるために一概にこの点数を取らなければならないとは言えません。

また、英語力をアピールしたいのであれば、少なくとも750以上のスコアはとっておいた方がいいでしょう。800点以上あればベストです。かつて日本テレビの採用面接を受けた際に、周りの就活生のTOEICの点数は860点や910点といった高得点の人ばかりだった記憶があります。特に大手企業はグローバルに活躍できる人材を探しており、社員にとって英語は必要不可欠な存在になりつつあります。

さらに、800以上のスコアを取ると英語スキルだけでなく人間性も評価されます。目標に向かって勉強に励む姿は、今後会社にとってプラスな働きをしてくれると感じさせることができるからです。

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まとめ

今回はTOEICの種類や就活生が企業にアピールできるスコアはどのくらいかをご紹介してきました。

英語ができるのは当たり前になっている時代になってきていますが、実際に英語スキルに優れている日本人は世界の視点で見るとあまり存在しないのが事実です。そのため、TOEICのスコアが高ければ高いほど、企業にアピールすることができます。

効率的な勉強法方法の記事も載せていますので、ぜひ見てみてください。👇

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ただ、気をつけて欲しいのが「TOEICの点数が高くても内定をもらえないという方もいる」ということです。企業側はTOEICのスコアを見ることだけでなく、その人が今の会社で何ができるのか、どういった形で貢献してくれそうかということを見ています。

しっかりと企業の事業内容やビジョンなどをリサーチし、実際にあなたが何をして企業に貢献できるのかを考えて就活に望むようにしましょう。

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