海外に留学することで、日常的に英語に触れる環境が得られますので、日本で勉強するより英語スキルを向上させるには最も効率がいいとされています。留学を推奨されている大学も多く存在し、グローバル化に進んでいくために数ヶ月留学させる企業もいるほどです。
留学をすれば、日本よりもベストな環境で英語スキルを向上させられるのはもちろんのこと、海外の文化や価値観が広がり、自身のモチベーションアップすることが可能です。
今回は、英語の本場の一つであるアメリカ留学のメリットとデメリットをご紹介します。
アメリカ留学のメリット
アメリカは日本のおよそ25倍の面積を誇っており、地域によって気候や治安が異なります。また、白人やヒスパニック系、アジア系など様々な人種で構成されている国でもあります。
日本でも留学先として圧倒的な人気を誇るアメリカですが、アメリカ留学することでどのようなメリットが存在するかをお伝えします。
語学学校が多様で選択肢が豊富
アメリカは、他の国と比べて語学学校が多いために費用や環境を比較し、数多くの学校から選定することが可能です。さらに、多彩なコースが用意されていることから、自分が学びたいことに特化して勉強することができます。
また、日本人スタッフが滞在している語学学校も多く、困った際にサポートしてくれますので、自分に見合ったレベルで効率的に勉学に励むことができます。
世界各国から留学生が集まっており、異なる文化や交流ができる
地域に偏らず、ヨーロッパやアジア、アフリカなど世界各国から留学先として人気を高めていることから、アメリカは異なる文化を持った留学生が多いのが特徴です。
そのため、世界各国の異なる文化や価値観を学ぶことができ、日本人とは違う視点で物事を捉える力を習得できます。
例えば、日本のテレビやネットで海外の政治や技術などについて報じていますが、これらのニュースはあくまで日本の主観であり、海外で放送されているニュースは全く違うなんてこともあります。
違う視点で物事を捉えられるようになれば、ビジネスや学業の課題解決にも役立てることができるかもしれません。
英語以外にも他言語を習得できる機会がある
上記にも述べたように、アメリカは数多くの人種がいる国としても有名です。
英語以外でもスペイン語を主として生活している人もいるくらいですからね!
さらに、世界各国の留学生が数多くいるため、他言語を学ぶチャンスがあります。
英語は世界の共通言語であることから、小学校や中学校、高校、大学と必須科目として幅広く浸透されており、学習法もある程度研究されていることから、多くの方に認知されています。
しかし、日本では英語以外の言語を学ぶ機会がないために、他言語に関心がない方が非常に多いのが現状です。
「言語を学ぶことで脳機能が向上する」と海外の大学が立証しており、アメリカ留学では、世界各国からの留学生が多いことから他の言語を学ぶきっかけづくりを留学先で行えることができ、物事に対して違う見方ができるようになります。
アメリカ英語を習得できる
英語には主「アメリカ英語」と「イギリス英語」が存在し、「R」の発音やスペルの違いなどがあります。英語はもともとイギリスが発祥地ですが、日本ではアメリカ英語が教育として使用されています。
実際は、イギリス英語を主流として勉強している国の方が多いのですが、日本の教育方針がアメリカ英語であることから、アメリカ英語を学んだ方が効率的に勉強しやすいでしょう。
アメリカ留学のデメリット
日本人留学生が多い
世界各国から人気がある留学先として、もちろん日本人も数多くアメリカに留学しています。日本人留学生が多いこと自体にデメリットはありませんが、語学学校でも放課後や休みの日に日本人だけで行動してしまうと、気が緩んでしまい英語から離れてしまう傾向があります。
せっかくアメリカにきて英語スキルを向上させ目的でも、プライベートで日本語を話してしまっては、留学の意味がなくなってしまいます。日本語を頻繁に使用してしまっては効率的に英語スキルを伸ばすことができませんからね。
とはいえど、日本人と仲良くなることが悪いわけではありませんし、必然的だと感じます。ただ、気をつけて欲しいのは「日本人だけで行動しないこと」ですね。
日本に比べて治安がよくない
アメリカ全体が治安が悪いというわけではありませんが、面積も人口も日本より圧倒的に上ですので、どうしても地域格差が出てしまいます。そのため、スマホや金銭を撮られてしまうケースも少なくないようです。
日本人は他の国と比べてお金を持っていると思われがちですので、どうしても標的になりやすい傾向があります。留学する際は周囲に気をつけながら、貴重品を分散したり、ブランド品を身につけないようにしましょう。
留学費用が高い
アメリカに留学するための費用として、1ヶ月で約30〜70万円必要であり、渡航費だけでも最低約10万円の費用がかかってしまいます。さらに、健康診断やビザなどでも費用が加算されてくるため、留学には多くのお金が発生します。
しかし、お金持ちの人しかいけないということではなく、日本の奨学金制度を利用することで留学費用を負担してくれる団体が存在します。ただ、学位を取得することを条件に利用できる団体が増えてきているため、条件なしで貸し付けてくれる団体がほとんどいないのが現状です。
大学生であれば、大学側が留学費用を負担してくれる場合がありますので、積極的にそちらを活用するのもいいかもしれません。また、留学に行く時間がなく、少しづつでも英語を学びたいという方はオンライン英会話を活用してみてもいいでしょう。
まとめ
今回は、アメリカ留学におけるメリットやデメリットをご紹介してきました。手っ取り早く英語を勉強したい方、様々な文化や価値観を学びたい方にはアメリカ留学がおすすめです。
現在、グローバル化が進んでいる中で「英語はできて当たり前」という考えが広まってい流ため、英語を学ぶことで世界各地の文化や価値観を知り、自身の視野を広げていくことが重要になってくるでしょう。
また、留学にいく時間がない方でも日本で効率的に英語を勉強する方法はたくさんありますので、そちらを知りたい方はぜひこちらの記事も参考にしてみてください👇
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