企業の経営状況についてのエキスパート「中小企業診断士」。資格内容やメリットをご紹介!

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中小企業診断士とは、いわゆる中小企業において何らかの経営課題に対し、診断してアドバイスを行うことで、企業をサポートする職種です。

ビジネスを学びたい方にとって企業経営にまつわる知識を学ぶことができますので、非常に受けていただきたい資格の一つでもあります。

経営を行うにあたってコンサルティングは必要不可欠な要素の一つ。コンサルティングにはFP(ファイナンシャルプランナー)やキャリアコンサルタントなど様々ありますが、経営状態を客観的にみて最適なアドバイスを行う力があれば、いざ自分が経営しようとした時に非常に役立ちます。

今回は、そんな中小企業診断士を取得するメリットや資格情報についてご紹介していきます。

中小企業診断士とは?

上記のも述べている通り、中小企業診断の一番の特徴は、中小企業の経営状況を様々な視点から診断することで、最適なマネジメントを行える点にあります。

中小企業診断士の基本情報

中小企業診断士の資格は、中小企業だけかというとそういうわけではなく、あくまで中小企業においての経営をアドバイスするスキルを身につけることが目的なので、もちろん経営全般に関する知識や能力を養えます。

中小企業診断士試験の概要はこちらです。

出題形式一次試験:マーク形式(四肢択一)
二次試験:筆記試験(4科目)、口述試験(約5問)
出題範囲経営学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策
試験時間

一次試験:「経済学・経済政策 」60分(100点)
        :「財務・会計」 60分(100点)
    :「企業経営理論 」60分(100点)
    :「経営法務」 60分(100点)
    :「経営情報システム」 60分(100点)
    :「中小企業経営・中小企業政策」 60分(100点)
二次試験:事例1「組織を中心とした経営戦略及び管理」 80分(100点)
    :事例2「マーケティングに関する経営戦略及び管理」 80分(100点)
    :事例3「生産・技術の経営戦略及び管理」 80分(100点)
    :事例4「財務・会計の経営戦略及び管理」80分(100点)

試験会場札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇
受験料13,000円

中小企業診断士試験には、一次試験と二次試験を突破して初めて資格取得になります。一次試験は、土日を使った二日間に登る試験となっており、主にマーク形式で出題されます。

見事一次試験に合格した受験者は、次の二次試験である筆記試験と口述試験を受けることになるいますが、他の資格にはあまり見られない口述試験に不安を抱えてしまう人も少なくないでしょう。

口述試験では面接官2〜3人に対し受験者1人で行われ、筆記試験で学んだ応用を自分なりの言葉で答えるというシンプルな試験になります。そのため、事前に筆記試験で出題された事例を覚えておくことが鍵になるでしょう。

中小企業診断士の資格を取得するメリット

日本の企業は90%以上が中小企業で成り立つ中、資格を取得して得られた豊富な知識からあらゆる視点で経営状況を把握することができるという点が最大のメリットでしょう。

経営において重要視しなくてはならない「ヒト・モノ・カネ・情報」の4要素の他に、法律や外部環境の2要素も踏まえて経営戦略を立案でき、経営をしっかりとマネジメントすることができます。

自分が立案したマネジメント方法から戦略通りに企業の経営回復、発展が果たせれば仕事に対して非常にやりがいを感じることもできるでしょう。

また、企業のマネジメントだけでなく、独立することで高い年収を目指す他自分なりの経営戦略を計画的に立てることも可能になり、経営がより楽しくなるのは間違いありません。

さらに、中小企業診断士の集まりや他の職種との繋がりがありますので、人脈が広がる職種の一つです。人脈を広げることで数多くの人から多くの考え方や価値観を吸収でき、より一層自分磨きをすることができます。

合格率は?

中小企業診断士試験の一次試験の合格率は、行われた試験によって差はありますが約20〜30%といったところです。合格の基準としては、全ての科目が40/100点以上かつ全体で60%の得点となっています。

二次試験では、筆記試験や口述試験とマーク試験とは違って真の実力が試されるために合格率が約20%弱と一次試験に比べてやや低くなっています。

勉強時間は800〜1,000時間とも言われており、最短で約一年かかってしまう難関資格の一つですが、学んでみると非常に経営について面白いことが学べますのでおすすめです。

おすすめの参考書

【KADOKAWA】ゼロからスタート!金城順之介の中小企業診断一冊の教科書

フルカラーかつ頭に入りやすいイラストや図を用いて解説しているため、理解しやすくスムーズな勉強が可能になります。さらには、合格に向けての最短ルートの学習法を記載しているために、計画的な学習が可能です。

また、難関な二次試験の応用もしっかりとトレーニングできますので、この一冊でも十分に試験に向けた準備ができます。

【TAC出版】中小企業診断士 最速合格のためのスピードテキスト⑴企業経営理論

こちらのテキストは、⑴企業経営理論だけでなく、分野ごとに丁寧に解説しているため、混乱を避けやすくスムーズな勉強ができます。

また、学習内容の把握、インプット学習、本試験に向けた関係確認という手順から効率的な勉強法に沿った形で学習に取り組め、学習意欲のアップとそれに伴う実力の向上を実現します。

出版されている分野はこちらになります。

  • 企業経営理論
  • 財務・会計
  • 運営管理
  • 経済学・経済政策
  • 経営情報システム
  • 経営法務
  • 中小企業経営・中小企業政策

また、テキスト以外にも分野ごとに問題集として販売されていますので、本試験に向けて問題を解きまくりたいという方は問題集を活用するのもいいかもしれません。

【TAC出版】みんなが欲しかった!中小企業診断士の教科書(上)

フルカラーで飽きることなく、頭に定着しやすいテキストで初心者には非常に学びやすい参考書となっています。

また、冒頭では試験に向けた概要や科目の特徴、試験対策のコツなどが記載されており、試験を受けるにあたっての基本的な知識を知ることでより効率的な学習が可能です。

このテキストには(上)・(下)があり、(上)のテキストには「企業経営理論」「財務・会計」「運営管理」の3分冊となっています。また。(下)のテキストでは「経済学・経済政策」「経営情報システム」「経営法務」「中小企業経営・中小企業政策」の4分冊です。

テキストが終われば、同じシリーズで問題集が販売されていますので、本試験に向けて事前に解いてみるのもいいかもしれません。

まとめ

今回は、中小企業診断士の資格についてご紹介してきました。

中小企業診断士を取得すると、会社の経営状況を的確に判断することができ、社会的価値のある仕事に取り組めますので、非常にやりがいを感じられるでしょう。

ただ、かなりの勉強時間がかかってしまいますので、計画性を持って本試験に挑んでください。

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