今回は、クラウド資格の入門資格とも言える、AZ900:Microsoft Azure fundamentalsについての試験内容や勉強法、合格基準について紹介していきます。
IT系の資格取得を検討している人は参考にしてみてください。
Azure認定試験の仕組み
Microsoft Azureの認定資格は、役割と難易度別で分類されています。
難易度は、
- 「Fundamentals」
- 「Associate」
- 「expert」
の3つに分かれており、AZ900は、「Fundamentals」 に含まれています。
それぞれの資格を受験するには図のパスを踏む必要があり、その観点からもAZ900からの受験をおすすめします。
【Microsoft Azure 認定資格】
AZ-900試験内容
この試験は全部で4つのスキルが問われる試験内容となっており、以下のような出題割合となっています。
試験の制限時間は60分間で、通常問題38問とシナリオ問題6問の計44問で構成されています。1000点満点中700点以上で合格となり、合否判定もその場で出ます。
通常問題は、質問に対しての選択問題で、単一回答と複数回答、選択肢の並べ替えなど様々な形式で出題されます。
シナリオ問題は、問題文に要件と、その解決策が記載されています。解決策が要件を満たす有効な策なのかを「はい」か「いいえ」で答える問題です。
なお、シナリオ問題は一度次に進むと非表示になります。見直しができないので注意しましょう。通常問題は最後まで問題を解き進めることができます。最後に「問題の見直しをする」を選択すると見直しができます。
試験がもし不合格になっても2回の受験ができます。それ以降は2週間のリードタイムが必要になるので、試験は万全な状態で望むようにしましょう。1年間で最大5回まで受験可能です。
AZ-900勉強方法
AZ-900の学習方法としては、参考書とWebの2つがあります。
参考書は以前の記事でも紹介した「合格対策Microsoft認定AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsテキスト&問題集 吉田薫(著)」で学習すると良いでしょう。
かなり試験に特化した内容で1週間程度で一読できます。試験までに何周か読むことで、大まかに知識をつけることが可能です。参考書は以下の記事でも紹介しているので是非参考にして見てください。

次に無料で学習できるWebコンテンツを紹介します。
Webコンテンツでの学習には、「Microsoft Learn[Azureの基礎]」の受講がおすすめです。
無料で受講できるのもメリットですが、演習を通じてAzureに慣れることも可能です。
Azureの基礎は6部で構成されており、以下の内容を身につけることができるとサイト上でも公表されています。
【Microsoft Learn[Azureの基礎]6部構成】

AZ-900の受験方法
AZ-900はPearson形式での受験が可能です、申し込み自体はAZ-900のホームページから行うことができます。空席があれば申し込んだ次の日でも受験できます。
①まずは、以下のサイトにアクセスして見ましょう。

アクセスできたら、Pearson VUEでスケジュールを選択します。(※社会人の場合)
②次にMicrosoftアカウントでのログインを求められるので、メールアドレスやパスワードを入力していきます。アカウント作成していない人は新規に作成してください。
アカウントにログインできたら、個人情報の入力画面に移ります。入力後、テストセンター形式かオンライン形式か選択できるので、自分のやりやすい方を選択しましょう。※事前のテスト準備や家では試験に集中できない人はテストセンターを選択しましょう。それ以外で自宅で受けることに問題ない人はオンラインでも特段問題はありません。
③その後、試験を受けるにあたり注意点が表示されるので、きちんと確認するようにしましょう。特に以下の4つの点には注意が必要です。
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ここまで来れば、ポリシーへの同意、受験スケジュール選択、支払い方法などの入力で大まかな試験の予約は完了します。
まとめ
今回は Azure認定資格の基礎であるAZ-900について紹介しました。
クラウドサービスの中でも特にAWSとAzureは学んで損がない内容になっています。
クラウドの基礎を体系的に学ぶきっかけにもなるので興味を持った人は是非チャレンジして頂けたらと思います。
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