就職活動を始めると会社説明会に参加して本当に意味あるのか疑問を持ちませんか?
就職活動の際に最初は積極的に企業説明会に出席しますが、徐々に「参加する意味がないのでは?」と感じるようになります。それは「採用が有利にならない。」「早期選考の案内がない。」「出席を取らない。」などと分かってくるからだと考えています。
今回は著者の大企業10社以上(NTTドコモ、KDDI、富士通など)から内々定をもらった経験をもとに「企業説明会の参加は有利になるのか」について考えたことを書きます。
※著者の就職活動を通して感じたことを書いています。事実ではなく意見です。参考程度に読んでいただくようお願いします。
企業説明会には絶対に参加すべき!
他の就活生と同じことをしてはいけない
企業説明会には参加した方が良いのでしょうか。
結論から先に申し上げますが、企業説明会には絶対に参加すべきです。
そして、参加することによって就職活動が有利に進むと思っています。以下にその理由について解説していきます。
企業説明会に出席したという事実は、まず志望度の高さを表す指標になります。また、企業説明会に参加したことをうまく面接に利用することで、採用試験で大切なものである「情熱」や「熱意」が面接官にひしひしと伝わります。
確かにインターネットで検索することで、志望する企業の情報を得ることもできますが、その中でも、志望する企業が本当に力を入れている事業や、大事にしている考え方などの熱量はインターネットでは感じられないものがあったりします。
インターネットで情報は全て得られるんだから、わざわざ企業説明会に参加するのは、時間も勿体ないしめんどくさいと思いませんか?この思考のため、大半の就活生は企業説明会に参加しなくなります。しかし、他の就活生と差をつけることが就職活動においては最も重要です。他の就活生と同じことをしてはいけません。何か違う行動を取ることで、独自性、特徴、スペシャルな候補生となるのです。
参加する意義をすぐには感じられないと思いますが、面接の時に初めて「参加して本当によかった!」と実感します。
是非、皆が参加しない企業説明会に参加し、実際に働いている人から自分だけしか知らない情報やその企業が本当に大切にしていることを感じ取りましょう。

みんながめんどくさいと思っていることこそ差別化する鍵!
苦労をかけて就活に臨もう!
必ず聞かれる志望理由で差別化しよう!
採用試験において、必ず聞かれる質問があります。それは「志望理由」です。
「なぜ 弊社を希望するのですか?」
これは、面接対策で最初に悩まされる質問です。学生時代に頑張ったこと(略称:ガクチカ)と違って使い回すことができず、企業ごとに考えなければならないからです。
普通であれば、必死にインターネットを活用し、報道資料やサービスを調べて、興味のある事業を見つける。そして、自分の経験を入れながらそれとなく志望理由を作ります。
しかし、このやり方で他の志望者と差別化できるでしょうか。
もちろんできるはずもありません。同じことをみんなやっています。採用面接で勝ち続けるには、「志望理由で差別化」しなければいけないのです。
「企業説明会への出席」を切り札に持ってこよう!
ここで力を発揮するのが、企業説明会への参加です。志望理由の2つ目に参加した事実を入れるだけで差別化できます。例えば、こんな感じで使っていきます。
『志望理由の2つ目として、2/12の企業説明会に参加し、御社の社員の方々の魅力を強く感じたからです。〇〇(社員の方が携わっている事業名)に情熱と誇りを持って働いている姿を見て、自分もこうなりたいと感じました。』
企業説明会だけでも良いですが、ここにOB訪問とインターンシップも加わるとより強力でしょう。インターンシップについてはこちらの記事をご参考にしてただければと思います。

このように企業説明会に参加したという事実から、志望度の強さをアピールできます。
ここで重要なことは「企業説明会に参加したこと」自体をアピールするのではなく、「企業説明会に参加して魅力を感じたこと」をアピールすることです。参加してどう感じたかの方が面接官は気になりますよね。
終わりに
結論をもう一度繰り返しておきます。企業説明会は出席した方が有利になります。めんどくさいと思うことこそやった方が良いことだと思います。
ただ、注意点があります。企業説明会に参加して終わりではないということです。企業説明会に参加したことをうまく面接に活かしていきましょう。そうすることで大いに就活が有利になります。
今回の話を踏まえて、参加することのメリットや活用方法がわかった人は、是非、積極的に説明会に参加してみてください。
ヒューコ総合研究所
コメント