就職活動のファーストステップとして、「インターンシップ」があります。
就職活動の準備をそろそろ始めなきゃいけないと思っているときに、友達がインターンシップに行くと聞いて焦る気持ちになったことはありませんでしょうか?
インターンシップに積極的に参加している友達を見ると、「行かなきゃ!」という焦りの気持ちとともに、
「インターンシップって参加した方が選考に有利なの?」「インターンシップに行く意味あるの?」と疑問を抱きますよね。
今回は、インターンシップは「選考で有利に働くのか。」「参加するメリットはあるのか。」について解説していきます。
※著者の就職活動を通して感じたことを書いています。事実ではなく意見です。参考程度に読んでいただくようお願いします。
インターンシップは選考で有利に働く!
インターンシップは選考で有利に働くのでしょうか。インターンシップを通して、その企業の業務内容は学ぶことができたとしても、果たして参加することで本選考に関係あるの?と思っていませんか。
もし本選考が有利になるのであれば参加したいと考えている人はいませんか。結論から言うと、
企業説明会やOB訪問よりも有利になる可能性は非常に高いと言えるでしょう。それぐらい参加をお勧めしたいものです。
企業説明会に関してはこちらの記事も参考にしていただけると嬉しいです。👇

これから「なぜインターンシップに参加することが有利になるのか」を詳しく説明していきます。
インターンシップで選考が有利に進められる理由【3つ】
インターンシップで選考が有利になる理由は3つあると考えています。著者の実体験をもとに、分析した結果になります。
②社員と接点が持てるから
③面接で志望理由に使えるから
以上の3つが理由になります。
著者は、NTTドコモやNTTデータ、キヤノン、SCSK、日本生命、損保ジャパン日本興亜などかなりのインターンシップに参加しました。正直にいうと、インターンシップに参加している段階では、インターンシップに参加するメリットがわかりませんでした。
ただなんとなく、「みんなが行ってるから行かなきゃ。」とネガティブな志向のもと参加し続けました。
実際に選考が始まっていくうちに気づきました。かなりのメリットがあったと理解しました。
「こんなにメリットがあったなら参加しておけばよかった。」という後悔をさせないためにも、著者が感じ取ったことを、この記事を通して伝えたいと思います。
早期選考ルートに案内されるから
インターンシップに参加した就活生には、早めに企業の選考を受けられる「早期選考ルート」の案内が来ることが多いです。インターンシップに参加してくれている時点で、一般の就活生と比べ、志望度が高く、何かしら会社に興味を持ってくれていることになります。
そうした少しでも興味を持ってくれた就活生の中で選考を行い採用した方が、内々定を辞退される可能性は低くなります。(※大企業といえども、辞退の数は非常に多くあります。)
また、優秀な人財はどんどん内々定が決まってしまいます。そのため、早めに確保しておきたいとの思惑から、早期選考を実施しているのです。
早期選考は、インターンシップ生限定の早期選考もありますし、特定の大学限定の早期選考もあります。
社員と接点が持てるから
インターンシップでは、中学校や高校のクラスのように1教室あたり30人程度が、6グループに分けられて、ワークを行うことがほとんどです。その際、1グループに1名、社員の方がメンターとしてつくことが多いです。
その社員の方から連絡先を教えてもらえます。後日、OB訪問をしたいとお願いできます。エントリーシートの添削をお願いすることもできます。面接対策も同様です。
ESや面接では志望理由ややってみたいことをアウトプットしますが、 そこで「うちはそんな事業してないですよ。それうちじゃなくて〇〇会社の方が取り組んでるよ。」と言われてしまうことがあります。
事前に会社のことを知っている社員の方に見てもうらうことで、この懸念点を解消できるのです。
社員には同期や上司がいます。もし特定の事業についてその社員の方が直接分からなくても、 知る手段はいくらでもあるので、頼るべきです。
他の就活生は、自分の力、先輩の力で勝負しますが、インターンシップに参加した就活生は社員の力で勝負できます。どちらが勝つか、皆さんには分かりますよね。
面接で、志望理由に使えるから
インターンシップに参加して感じたことをアピールすれば、志望度が高い就活生と評価されます。ただし、「インターンに参加しました。終わり。」ではなく、参加して感じたことをアピールしましょう。
例えば、「インターンシップに参加して、御社の社員の方々の仕事に対する熱い想いに魅力を感じました。」と、こんな感じです。
私は、15社ほど受けて、10社以上から内々定をもらいましたが、全ての面接でこの手法を使いました。 そしてどの面接でも、面接官の反応が良かったです。
ウェブで見たから、企業説明会で聞いたから。これでは正直言って志望理由に使えません。根拠が弱いです。しかし、インターンシップという時間をかけた場に参加するからこそ、根拠は強力になります。
まとめ
以上、3点がインターンシップに参加すべき理由です。
もう一度言います。インターンシップに参加することは就活に有利に働きます。
インターンシップで選考が有利になる理由を次の3つ紹介しました。おさらいしましょう。
②社員と接点が持てるから
③面接で志望理由に使えるから
しっかりと頭に入れておいてください。これら3つはメリットとも言えます。インターンシップには、「1Day型のインターンシップ」と「3〜5日間型のインターンシップ」があります。
1Day型のインターンシップは選考がなく、申し込めば誰でも参加できることがほとんどです。
3〜5日間型のインターンシップは選考があることが多く、中にはエントリーシートだけではなく面接を伴うものもあります。
1Day型も3〜5型も本記事で説明したメリットを享受できます。ただ、選考型のインターンシップの方が本選考に、より有利に働きます。
インターンシップに参加すべき3つの理由を心得ていれば、インターンシップへのモチベーションも変わってくるのではないでしょうか。とにかく参加していきましょう!
ヒューコ総合研究所
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