TOEICの勉強法とは?各問題のクセを見抜いて高得点を狙おう!

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TOEICは世界共通のテストであり、会社員や就活生など数多くの方が受けています。TOEICの中でも一番受けられているのが「​​​​​​TOEIC®︎ Listening & Writing Tests」です。

中級から上級者向けのテストとなっており、自分の英語スキルを認識できますので、一度どのラインに立っているのかを見定めるためにも受けていただきたいテストの一つですね。

TOEICの問題形式は毎回あまり変化はなく、問題数は非常に多いと言われています。そのため、TOEICに慣れている人でも最後まで解けなかったという方も多いのではないでしょうか。しかし、問題形式にしっかり慣れて、うまく時間配分ができるようになればTOEICのスコアは上がってきます

そこで、今回はTOEICの問題を解くコツについてご紹介します。

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TOEICにはクセがある!?

留学した人でも一般的に受ける「​​​​​​TOEIC®︎ Listening & Writing Tests」は高得点に達している人ばかりではありません。リスニングとリーディングのスキルを測るテストとなりますので、話せなくても900点を上回っている人はたくさん存在します。

実際のTOEICのテスト内容は読解力が問われるために、言い回し表現が比較的多いです。そのため、聞きなれない英単語が多く出題の中に出てくるため、この英単語は何を意味しているかを考えながら解く能力が必須となります。

では、リスニングとリーディングそれぞれに分けてコツをお伝えします。

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TOEICのリスニングを解くコツ

リーディングに比べて、平均点が高いリスニングは4つのパートに分かれています。それぞれの問題の特徴を交えながら、コツをご紹介していきます。

Part1:写真の描写を読み解く問題

このパートは、描写を表す説明文が読まれ、それに対して適している選択肢を選ぶというもの。問題は計6問あります。

リスニングは基本的に解答時間がかなり短いので、一つの問題に時間をかけてしまうと次の説明文を聞き取れずにスコアを落としてしまう危険性があります。そのため、このパートであれば、先に写真の描写と選択文を読んで、内容を推測することが大切です。

例えば、写真に写っている人がどこにいるのか、何をしているのか、など5W1Hを意識して瞬時に判断してください。注意して欲しいのは、「単語だけを聞き取らないこと」です。

「この単語が出てきたからこれだ」という選択肢は逆にひっかけ問題ということもありますので、しっかり内容を聞いた上で解答するよう心掛けましょう。

Part2:質問応答問題

この問題には、質問や解答が用意されていないのが特徴です。全て耳で質問及び解答文を聞いて、当てはまるものを解答する形になります。

問題数は25問で、解答する時間がかなり短いので、直感で判断する必要があります。英文のスピードが速いこともあり、普段長文のリスニングになれていない人にとって状況を理解するのは正直難しいです。

ただ、ここでは全く質問の内容がわからなくても選択肢を絞ることが可能です。大切なのが「何を問われているのかをしっかりと把握する」ことです。どういうことかというと、質問には多くがCould、What、Whoなどの疑問詞が使用されているため、それによって解答の仕方も決まってくるということです。

なので、疑問詞をしっかりと聞いて何について問われているかを把握しておきましょう。

Part3:会話問題

この問題は、比較的長めの会話が流れ、そのことについて記載されてある質問と解答を読み、4つの答えの中から適切なものを選ぶというもの。ただし、設問は1会話ごとに3つほど設けられています。

この会話問題で鍵を握るのは「集中力」と「記憶力」。流れてくる内容をいかに情報収集し、まとめあげるかがキーとなる設問です。

TOEICのテストはメモ書きが禁止されているため、メモを書いて記憶する行為はできませんからね。

そのため、脳で会話の情報を整理しなくてはいけないんです。さらに、リスニングの解答時間が少なく、十分に考える時間を与えられないために、問題を解いている時に次の問題へと進んでしまうことはよくあります。

そこで設問を先読みすることで何を問われているか理解しておくことが重要になります。問題を先読みし、内容を把握できれば会話の途中でも解答できるため、時間に余裕をもたせることができます。

Part4:説明文問題

説明文問題は、流れてくるアナウンスやメッセージを聞いてそれに当てはまるものを4つの中から選択するテストです。このテストも同様に一つのアナウンスで3つの質問が課せられています。

基本的に、Part4と変わらず先読みして情報収集するのがいいでしょう。解答時間も少ないためのに、説明文を聞いた後、全ての設問と解答の文を見て解答することは英語に自信がない限りほとんど難しいと思います。

しかし、気をつけて欲しいのがPart3よりも難易度が高いということです。説明文ということもあり、日常会話では馴染みのない言葉も出てくることは稀ではありません。

そのため、全ての説明文の内容を把握しようとするのではなく、必要だと思ったことだけ脳に叩き込んで解答をするのがおすすめです。

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TOEICのリーディングを解くコツ

TOEICでは、リーディングでどれだけ点数を上げられるかが勝負です。しっかりとPart毎に時間配分をして最後まで解ききることが重要になります。

Part5:短文穴埋め問題

このセクションはPart6、Part7に比べて問題数が多く、簡単な問題です。ここで確実にスコアを取っておきたいところですが、重要視して欲しいのが「スピード」です。リーディングは、3Partを約75分で解かなければいけません。長文読解に時間を費やすためにもPart5は早めに終わらせたいものです。

基本的に1問あたり20秒ほどだと考えてください。あまりにも一問に時間をかけることができないので、わからない場合は飛ばして次の問題を解くのがいいでしょう。

また、全文を読まなければ答えがわからない場合がありますが、典型的に文に依存しない問題であれば周辺の文や単語を見れば答えられるものもあります。ですので、まずは周辺をみて答えられなかったら文を読むといった解き方でスピードアップを図ってください。

Part6:長文穴埋め問題

Part6の穴埋めは、一つのまとまった文章から4つの穴埋めを4つ出題されるため計16問のPartになります。こちらも同様にスピードが求められるPartになります。

周辺の単語や文章を読んで答えられる穴埋めもありますので、まずは周辺の文をみるようにしてください。Part5と同様に一つの問題を約30秒で答えられるのがベストでしょう。

また、時間をかけてもわからない箇所は飛ばして次の問題を解くといったやり方をするのもおすすめですよ。

Part7:長文読解問題

これまでのPartを解いて、この時点で余った時間が約55分以上であればベストです。Part5、Part6に比べて圧倒的に文章量が増えますので、ここのPartでは「読解力」が問題を解くキーになります。

Part5、Part6のような見てすぐわかる問題もあれば、長文の内容を把握しない限り解けない問題もありさまざまです。なので、基本的には本文を一通り読む形になります。

この解き方のコツは、2パターンあります。一つ目が「本文を一通り読んだ後に設問に答えていく方法」です。ただ、短期的な記憶をどれだけ維持できるかがポイントになります。設問に対する答えを忘れてしまうともう一度読まなければならないので、記憶力、情報収集力に優れている人向きですね。この方法が正直言って一番早く解くことができます。

もう一つが「設問を読んだ後に本文を読む方法」。この方法で説いている方はかなり多いのではないでしょうか。答えを見つければすぐに解答することができますので、記憶力に自信がない方にはおすすめです。しかし、設問と本文を行ったり来たりすることになりますので、一つ目の方法よりも時間がかかってしまうのがネックです。

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まとめ

今回は、TOEICの代表的なテストである「Listening & Reading Tests」のコツを紹介してきました。

TOEICのテストでは原則としてメモ書きが禁止されています。そのためリスニングでは集中力、リーディングでは読解力が必要不可欠です。しっかりと事前準備をして試験に挑み、まずは制限時間内に終わらせることを目標にしてみてください。

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