マーケティング・ビジネス実務検定とは?試験内容やメリットを徹底解説!【資格情報】

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どの業界においてもマーケティングの重要性が強調されている中で、顧客のニーズに応えるための活動は今後も続いていく必要な要素でしょう。

もちろん、直接マーケティングに携わらない職種で働いている方も非常に多いかと思います。

しかし、そのような方でも顧客と企業の関係性を重要視するマーケティング知識を知っておくだけで、今後の仕事に対する考え方も変わってくるかもしれません。

今回は、マーケティングの知識を証明できる人気の資格「マーケティング・ビジネス実務検定」についてご紹介していきます。

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マーケティング・ビジネス実務検定とは

国際実務マーケティング協会が主催者であるマーケティング・ビジネス実務検定は、C級B級A級の3つの難易度があり、それぞれの合格率や合格基準点も異なります。

マーケティング・ビジネス実務検定の試験概要

社会人はもちろん、学生にとっても非常にプラスになるマーケティング理論や実務知識を学ぶことができる上に、知識を習得している証明書となりますので、転職や就活に役立つ資格となっています。

出題形式 正誤式・穴埋め式・選択式・記述式…
出題範囲 マーケティング知識・マーケティング事例
試験時間 A級:190分(マーケティング知識90分、マーケティング事例100分)
B級:150分(マーケティング知識90分、マーケティング事例60分)
C級:105分(マーケティング知識60分、マーケティング事例45分)
試験会場 東京・横浜・大阪(Web試験あり)
受験料 A級:12,343円
B級:7,150円
C級:5,980円

上記にも述べている通り、マーケティング・ビジネス実務検定にはA級・B級・C級と3つの難易度に分かれており、C<B<Aという順番で難易度が上がっていきます。

C級は、マーケティングにこれから携わりたい人、知識を身につけたい人などにおすすめであり、主に定型業務ができるようなレベルが問題で問われることが多いでしょう。

B級では、C級の基礎知識を土台として応用知識はもちろん今後のトレンドやマーケティング戦略が問われ、勉強量も一気に上がっていきます。また、C級と同時受験も可能となっており、受験料は12,500円となります。

最難関と言われるA級となると、質の高いマーケティング戦略や戦略立案など主に管理職で働くことができるレベルになります。

マーケティング・ビジネス実務検定の出題範囲

上記にも記載がありますが、マーケティング・ビジネス実務検定は主に「マーケティング知識」と「マーケティング事例」の2種類に分類されています。

ただ、その2つが出題範囲と言われてもパッと来ない人は少なからずいるでしょう。以下が出題範囲の詳細です。

〜マーケティング知識〜

マーケティング概念、マーケティング・コンセプト、マーケティング・マネジメント、マーケティング・リサーチ、マーケティング情報システム、マーケティング関連法規、流通戦略戦略的マーケティング、市場細分化、標的市場設定、製品戦略、価格戦略、消費者行動、流通戦略戦略的マーケティング、プロモーション戦略、グローバル・マーケティング、新しいマーケティング

〜マーケティング事例〜
時事問題、マーケティング(メーカー、卸売業、小売業、サービス業、非営利組織)

基本的にA級、B級、C級とも同じ範囲ですが、C級には戦略マーケティング、マーケティング情報システム、マーケティング関連法規、グローバル・マーケティング、新しいマーケティングが出題範囲外となっており、他の範囲に関しても全て基礎問題から出題されます。

また、B級ではC級に含まれなかった範囲の基礎知識や応用知識、A級ではさらに応用問題が増えていくといった形です。

マーケティング・ビジネス実務検定合格基準点は?

基本的にA〜C級までさほど難しい試験ではないかと思います。合格基準点は以下の通りです。

A級
・2科目の合計300点マーケティング知識150点+マーケティング事例150点)の各回、試験委員会が定める点という形になっています。

B級
・2科目の合計300点マーケティング知識200点+マーケティング事例100点)の内、70%(210点)を基準として試験委員会が定める点という形になっています。

C級
・2科目の合計200点マーケティング知識150点+マーケティング事例50点)の内、80%(160点)を基準として試験委員会が定める点という形になっています。

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マーケティング・ビジネス実務検定に合格するメリット

マーケティング・ビジネス実務検定は、マーケティングに関する資格の中でも人気な資格の1つ。

何よりマーケティング知識はどの業界においても必要不可欠な要素。企業は持続的に顧客の創造をしなくてはいけないために、マーケティングスキルから顧客の実態を把握する必要があります。

マーケティング・ビジネス実務検定を取得するだけで、マーケティングの基礎知識から市場や製品、価格、消費者などあらゆる視点から物事を捉えることが可能です。

ただ、知識を証明する資格ですので、実践をし続けなければ高度なマーケティングスキルを得ることはできません。

それでも、未経験な人よりもマーケティングに関する知識が豊富なためにどの市場で顧客にニーズに追求していくかなどの判断スピードは格段に早いでしょう。

マーケティングに携わりたい、転職でキャリアチェンジ、キャリアアップを目指したい方に非常におすすめな試験です。

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マーケティングに関する他の資格

マーケティング・ビジネス実務検定以外にもマーケティングに関する資格は数多くあります。以下がマーケティングに関する資格となります。

マーケティングに関する知識
  • マーケティング・ビジネス実務検定
  • マーケティング検定
  • ネットマーケティング検定
  • Webリテラシー試験
  • 統計検定
  • IMA検定
  • ウェブ解析士
  • Webアナリスト検定
  • データ解析士
  • Google広告認定資格
  • ネットショップ検定
  • 中小企業診断士
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まとめ

今回は、マーケティング・ビジネス実務検定についてご紹介してきました。

マーケティングスキルは業界限らずに必要なスキルです。マーケティングに携わりたい人はもちろん、社会に出て働くビジネスマンにとっても重要な要素になりますので、マーケティング・ビジネス実務検定を取得してキャリアアップ、キャリアチェンジ、また就職・転職を有利に持っていってください。

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