ホームページやブログを始める際、ドメインという言葉を避けて通ることはできません。
このドメインには一体どのような意味や役割があるのでしょうか。
この記事を読めば、ドメインの意味や役割を手軽に知ることができます。小学生でもわかる説明を心がけています。ドメインについてわかりやすく解説していきます。
ドメインとは?
ドメインとは端的に言えば、インターネット上の住所のことです。
言い換えると、「インターネット上に存在するホームページやWebサイトを識別する情報」のことです。
「私のホームページはここですよ!!」と主張しているのがドメインなんです。つまり、ドメインとは、ホームページの住所であり、「東京都港区○○1−7−8(例)」のようなものです。
高校や大学へ入学あるいは会社に勤めるなどの時に、自分の名前や住所などの個人情報を相手方(雇い主、受け入れ先、国等)に教えなければなりませんよね?氏名や住所などの情報があって、初めて成立するのです。
これと同じで、住所のないホームページはインターネット上で成立しないでしょう。どこから発信しているのか、識別情報がなければインターネットに参加する資格のないようなものです。
ドメインとURLの違い
では、ドメインとはどのようなものなのか実際に具体例を挙げて説明します。ドメインとURLの違いを簡単にみていきましょう。ここでは当サイトを例に挙げて確認していきます。
当サイトはURLが「https://www.lifestyle-value.com」、ドメインが「lifestyle-value.com」となります。
URL https://www.lifestyle-value.com
ドメイン lifestyle-value.com
これを見てもらえればわかるように、ドメインはURLを構成する要素の一つであるということがわかります。
このURLとドメインは、共にインターネット上での住所を表す言葉です。いったいどういう違いがあるのでしょうか。
結論を言いますと、
URL・・・・webサイトやホームページのインターネット上での住所にうまく辿り着くよう
に書式化したもの
インターネットでURLを検索すれば、確実にそのホームページに辿り着きますよね。
URLはドメインという住所そのものをうまくコーディネートしてあげているようなものです。
ドメインとIPアドレスの関係
ドメインはIPアドレスを置き換えたものです。
「IPアドレス」は数字のみで構成されています。たとえば「111.223.34.445」のような決められた配列の数字が組み合わさって成り立っています。
このIPアドレスはインターネットに接続可能な世界中のコンピュータに割り当てられます。仮にIPアドレスが重複した場合コンピュータも重複してしまいます。
そのため、IPアドレスの同じコンピュータは存在しません。
IPアドレスは数字のみで構成されているため、人が数字のみの情報からサイトを識別しなければなりません。
数字だけで判別と言われても非常に難しいため、IPアドレスを○○.comや××.jpという文字列に置き換えられました。こうして生まれた文字列がドメインになります。
繰り返しますが、ドメインはIPアドレスを文字列に置き換えたものなのです。
独自ドメインとサービス提供者ドメインの違い
ホームページやサイトを始める際、「独自ドメイン」という言葉を耳にしませんでしたか?独自のドメインかそうでないかで一体何が違うのでしょうか。
この記事では、独自ドメインでないドメインを「サービス提供者ドメイン」と表記して説明します。
前述したように、ドメインとはサイトの住所です。この住所を独自で決めているのか、それともサービス提供者が制限しているのかが違いとなります。
✔️独自ドメイン
✔️サービス提供者ドメイン
ここで、lifestyle-valueという文字列は当サイトのドメインになります。これは筆者がこのサイトを開設するにあたって、作成した文字列です。この文字列は自由に作りました。
✅ サービス提供者ドメインの場合は、サービス提供者からドメインを借りている扱いになります。そのため、完全に自分のドメインというわけではありません。料金も無料で作成できます。
✅ 独自ドメインの場合はサービス提供者(企業)から借りるわけではなく、自分自身で買うことになります。従って、有料の場合がほとんどです。
独自ドメインにもサービスドメインにも言えることですが、同じ文字列のドメインはこの世に存在しません。
世界中の誰かが既に使用しているドメインは取得することができません。
そのため、好きな文字列を自由に決めることができますが、既に使われている文字列は使えないという制限がかかります。
独自ドメインの取得
では、実際に独自ドメインを取得してみましょう。
独自ドメインを取得するとは、自身オリジナルの「〇〇.com」を取得するということです。
「〇〇」の部分 👉 自由に決められる!
「.com」の部分 👉 .com .jp .net .siteなどの中から選択する!
これらのサイトから独自ドメインを取得できます。
お名前.com
広く一般的なのは「お名前.com」だと個人的に思います。
お名前.comホームページによれば、登録実績は2,600万件を突破しており、国内でもNo.1の格安ドメインサービスとなっているようです。
ムームードメイン
レンタルサーバーをロリポップにされた方は、ムームードメインがおすすめです。
なぜなら、ロリポップのレンタルサーバーを契約すれば、その契約期間中はムームードメインにて無料で独自ドメインを取得・運用できるキャンペーンがあるからです。必ず、企業のホームページにて詳細をご確認ください。詳細はこちら
独自ドメインが無料になるのはかなり魅力的に思います。
Xserverドメイン
レンタルサーバーをエックスサーバーにされた方におすすめです。
レンタルサーバーの契約特典として、独自ドメインが無料になるキャンペーンがあるようです。必ず、企業のホームページにて詳細をご確認ください。詳細はこちら
独自ドメインを取得するメリット
この記事では、独自ドメインを取得するメリットを3つ紹介します。筆者の経験から感じたメリットですので、参考程度にしてください。
- 同じURLをずっと利用できる!
(無料ブログで取得したドメインだと、そのサービス終了時に使い回すことができなくなるようです。) - ユーザーに覚えてもらえる!
(サービス提供者の文字列がドメイン名に入らないため、ドメインの文字列が短くなります。短いほど、一般ユーザーには親しみやすいものになります。) - 勝手に臨んでいない広告をつけられない!
(無料ブログから取得したドメインでホームページを開設すると、そのホームページ上に運営会社の広告が任意に表示されることがあります。広告の量があまりにも多いとユーザーにとってマイナスイメージです。)
他にもメリットはあるはずですので、他サイトも検索してみてください。
まとめ
本記事を通してドメインについての理解を深めることができたと思います。
ド独自ドメインは、自分自身で好きな文字列を自由に決めることができます。
企業の枠を超え、自分のブランドやビジネスを広く世間に知ってもらえるようになるきっかけでもあると思います。
レンタルサーバーとドメインを取得できちゃえば、インターネット上の土地と住所が手に入ったようなものです。あとは、ホームページの開設という実際に家を建てていく工程になります。
実際にホームページを開設してみましょう。
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