現代の病気ともいえる「目の疲れ」ですが、実は倦怠感を感じたり、仕事へのパフォーマンスが低下したりと、人の健康に与える影響は大きいと言われています。
そこで今回は疲れの原因を追求し、その対処方法とおすすめのアイテムを紹介していきたいと思います。
普段、目の疲れに悩んでいる人は参考にしてみてください。
目の疲れの原因
主に目の疲れの原因は3つに分類できます。
- 目の筋肉のこり
- ブルーライト
- 目の渇き
自分の症状がどこに当てはまるのかを確認して、正しい対処法につなげていきましょう。
目の筋肉のこり
こちらは一般的に同じ場所を見続けることで、目の筋肉が硬直し、ピントが合わなくなったり、疲れを感じたりする現象です。
休日でもYouTubeや映画などを見たりする人などに多く見られます。
ブルーライト
普段、デスクワークの仕事やスマホを見る時間が長い人はブルーライトによる疲労を感じている可能性が高いと言えます。この光は紫外線の次に波長が短く、刺激が強い光である為、目に悪い影響を及ぼすと言われています。
目の渇き
目を酷使することで、乾燥することも疲労の原因となります。水分がなくなると目は埃やちりで傷つきやすくなる為、感じたことがある人はすぐに対処をしたほうが良いでしょう。年齢により涙液が不足することで乾燥することもあります。
目の疲れに対する対処法
自分の疲れの原因がどれに当てはまるのか理解したところで、次に簡単に目の疲れが軽減できる方法を説明していきます。
2、3分程度でできるので隙間時間に試してみてください。
遠くを見る
目の筋肉残りをほぐすために、できるだけ目のピントを一点に集中させないように見ましょう。
左右上下に動かすだけでなく、立体的に目のピントを動かすことで筋肉はほぐれていきます。
動かしすぎると逆に疲れてしまうので、適度に実施するのが良いです。仕事や勉強の間のリフレッシュとして、なるべく刺激の少ない自然の緑を見ながら目の運動をしましょう。
YouTubeなどの動画を休憩時間に見ても、目の疲れは悪化するので、スマートフォンを見る癖がある人は注意すべきと言えます。
スマートフォンの使用に制限をかける
ブルーライトを見る時間を減らすにはスマートフォンを使う時間を少なくすることが一番効果的です。
おすすめはiphoneに標準搭載されている「スクリーンタイム機能」です。
設定した時間を経過すると強制的に指定のアプリやwebサイトが使用できなくなるので、どうしてもやめられない人にはお勧めです。
暗号化パスワードで解除できるので、子供がスマートフォンの使いすぎで悩んでいる親御さんなどは、子供にはパスワードを教えず、親が管理することで強制的にスマートフォンの使用時間に制限をかけることができます。
瞬きの回数を意識的に増やす
目の渇きへの対処法は、簡単ですが瞬きの回数を増やすことです。
瞬きをすることで涙により潤いを与えるだけでなく、表面のゴミも取り除くことができます。
習慣づけることは難しいですが、意識して取り組むようにしましょう。
目の疲れに関するおすすめのアイテム
最後に今まで紹介してきた対処法でも中々疲れが取れなかった人向けに、効果の出やすいお勧めのアイテムを紹介していきます。
ホットアイマスク
アイマスクは主に①使い捨て用と②繰り返し使えるハード製品の2種類に分かれます。
仕事などで毎日長時間画面と格闘する人はハード製品を選ぶと良いでしょう。
目を温める機能に加えて、マッサージができたりと極度の眼精疲労を抱える人にはおすすめです。
ブルーライトカットメガネ
ブルーライトカットメガネは、デザインとブルーライトカット率の2つの視点から購入を検討すること良いでしょう。
度が入ったものは店舗に行って購入することをお勧めしますが、コンタクトをつけたまま利用する人や目が悪くない人はネットショッピングで度が入ってないメガネを購入できます。
デザインは個人の好みによりますが、ブルーライトカット率はなるべく高いものを購入した方が良いでしょう。
一般的には40%以上あれば十分で、80%、90%と高いカット率が書いてある商品もありますが、消費者の目線から効果を実感できるかは使用感によるので、ある程度保証されていればデザイン重視で選ぶことをお勧めします。
目薬
眼精疲労に対して、目薬を選ぶ際のポイントとして、目薬は症状に応じて3つのタイプに分類できます。
①ピント調節による疲労、②角膜へのダメージ、③目の渇き、涙液不足に大別できるので、それぞれの症状に合わせた目薬を購入しましょう。
各症状にピンポイントで効果のあるものと、3つの症状に対するオールインワンのものがあります。
加えて、最近ではブルーライトによる疲労を考慮したPC用の目薬なども販売されているので、候補の一つに加えてみてください。
まとめ
今回は目の疲労の原因とその対処法をお伝えしました。
なんとなく体が重いとか疲れている人は、目の疲れからその症状を感じているケースは、IT化が進む現代社会においてかなり多いと言えます。
しっかりと対処していくためにも、きちんと原因を知り、自分がどの症状に当てはまるのかを把握した上で適切な対処法を取るようにしていきましょう。
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